徹底分析シリーズ 硬膜外さいこう—私の“こだわり”の硬膜外麻酔
知識の整理と手技施行前の準備こそが成功への近道
松本 知之
1
Tomoyuki MATSUMOTO
1
1近畿大学医学部 麻酔科学講座
pp.828-829
発行日 2021年8月1日
Published Date 2021/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202055
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硬膜外麻酔は周術期管理において大変有益な麻酔方法であり,術後回診時にも患者がその鎮痛効果に満足している姿を多く目にします。硬膜外麻酔は必要不可欠な手技であり,施行機会が減っている今だからこそ,硬膜外手技を再考することは大変重要です。
本稿では自身の経験や指導経験から,体位(患者側・施行者側)の要点や解剖知識の整理を踏まえ,成功への近道と考えられるものを紹介します。
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