特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ
基本事項
「ちょいあて」前に—エコーの準備と使い方
西田 睦
1,2
1北海道大学病院検査・輸血部
2北海道大学病院超音波センター
pp.1906-1912
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225882
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Point
◎超音波装置は,診たい部位にプローブをあてるだけで体の中が見える.
◎画像のオリエンテーションは,縦走査では被検者の頭部が画面の左に,横走査では被検者の右側が画面の左になるようにする(CT断面と同様).
◎臓器・領域に応じて,最適なプローブとプリセットを選択する.
◎鮮明な画像の描出には視野深度,フォーカス,ゲイン,STC(sensitivity time gain control)を適切に調整する.
◎診断推論に基づいて「ちょいあて」エコーをすることで,迅速な診断やトリアージに活用できる.
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