徹底分析シリーズ 輸血合併症を回避しよう
交差適合試験(クロスマッチ)について考える—安全な輸血を実施するための知っておくべき検査の知識
廣瀬 有香
1
,
名倉 豊
1
,
岡崎 仁
1
Yuka HIROSE
1
,
Yutaka NAGURA
1
,
Hitoshi OKAZAKI
1
1東京大学医学部附属病院 輸血部
pp.40-47
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201289
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
【症例】
63歳の男性。血液型A(+)。翌日の膵臓がんの手術に備えてA(+)赤血球液(RBC)6単位をオーダーし,クロスマッチを依頼した。輸血部からクロスマッチの主試験ですべて凝集ありとの連絡があった。
Copyright © 2019, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.