特集 末梢神経ブロックハンズオン120%活用術—RA Asiaのチャンスを見逃すな〈前編〉
巻頭言
末盛 泰彦
1
1福岡リハビリテーション病院 麻酔科
pp.337
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201083
- 販売していません
- 文献概要
時はまさにハンズオン・ワークショップ全盛の時代。「実際にやってみる」ことに主眼を置くこの研修法は,とりわけ超音波ガイド下末梢神経ブロックの広範かつ急速な浸透に貢献した。だが,この学びを日々の臨床に生かすことは,実は容易ではない。
本特集では今月号と来月号の2回にわたって,今年5月開催予定の“RA Asia”を題材に,複数の視点からワークショップの「120%活用術」を示したい。
RA Asiaは2011年のタイを皮切りに,アジア各国で開催されてきた区域麻酔ワークショップである。第7回となる今回は国内の末梢神経ブロック教育研究会“SPEQ”と共催で,RA Asia 2018 in Tokyo/SPEQとして,満を持しての東京開催となる。各国のトップランナーから最新の知見を学ぶ,原点に帰り基礎事項を再確認する,そして慣れない英語での議論に挑む,あらゆるチャンスがそこに眠っている。多くの読者諸氏が本特集を片手にRA Asiaのチャンスを120%活用されることを願う。See you in Tokyo!
Copyright © 2018, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.