Tomochen風独記
㊱ 名は体を表すか?
山本 知裕
1,2
1アスクレピオス小児病院ザンクトアウグスティン
2ドイツ心臓センターアスクレピオス病院ザンクトアウグスティン 麻酔科
pp.1214-1215
発行日 2017年12月1日
Published Date 2017/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201020
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- 文献概要
難読漢字を用いた名前を「キラキラネーム」の一つと定義するとすれば,私とキラキラネームの出会いは,初期臨床研修医時代です。私の学年(2004年卒業)から新臨床研修制度がスタートしたので,私は研修医1年目に,数か月小児科研修がありました。病棟にある入院患者の一覧表を見ると,“読み”はかろうじて聞き覚えのある日本的な響きでしたが,“書き”については,私のような漢字の知識ではまったく読みが思いつかないような当て字や,「こんな漢字があったのか!」と驚くすごい画数の漢字を並べているもの,横文字を無理やり漢字に直したものと,2004年当時でキラキラネームはかなりの盛り上がりをみせていました。
そのようなキラキラネームは,漢字文化の日本に限った話ではなく,30文字程度しかないドイツ語圏にも存在するらしいことが判明しましたので,ご報告いたします。
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