徹底分析シリーズ これからの末梢神経ブロック
エキスパートへの道―名古屋大学の神経ブロック教育プログラム マンツーマンとドアツードア方式
山田 知嗣
1
,
國吉 保
1
Tomotsugu YAMADA
1
,
Tamotsu KUNIYOSHI
1
1鹿児島大学病院 麻酔科
pp.702-705
発行日 2012年7月1日
Published Date 2012/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101572
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超音波ガイド下末梢神経ブロックは,超音波で得られた画像をリアルタイムに観察しながら穿刺し,注入した局所麻酔薬の広がりを確認できるため,ブロック成功率の上昇と合併症の減少が期待できる。ただし,そのメリットは超音波画像上にブロック針と対象となる構造物を正確に描出できることが前提で,そのスキルをいかに習得するかが課題となる。
本稿では,筆者が参加した名古屋大学超音波ガイド神経ブロック教育プログラム(以下,名大教育プログラム)を紹介する。
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