連載 世界一周クルーズ紀行
ドクトル・タカサキのぶらり旅
⑨ 符丁のない国でどうする
高崎 眞弓
1
1宮崎大学
pp.942-943
発行日 2011年9月1日
Published Date 2011/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101346
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- 文献概要
船はアラビア海を横切った後,アラビア半島の東端にあるオマーンのサラーラ港へ寄った。このことはすでに書いた(5月号)が,もう少し書いてみよう。
通常,港から街中まで,幾ばくかの距離があるので,「飛鳥II」が連絡バスを運行する。ところが,サラーラでは連絡バスがない。タクシー組合が強くてバスの運行を認めないらしい。われわれはサラーラの観光ツアーを申し込んでいないので,街へはタクシーを使うしか手がない。
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