症例検討 術後鎮痛
薬剤溶出性ステント挿入中患者の胃切除術―薬中止の判断はガイドラインで術後はオピオイドのPCA
太田 裕子
1
,
坪川 恒久
1
OHTA, Hiroko
1
,
TSUBOKAWA, Tsunehisa
1
1金沢大学大学院医学系研究科 麻酔・蘇生学講座
pp.276-280
発行日 2011年3月1日
Published Date 2011/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101176
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症例
59歳の男性。8か月前に狭心症,2枝病変と診断され,左前下行枝と左回旋枝に薬剤溶出性ステント(DES)が挿入された。現在,チクロピジンとアスピリン,ニコランジルを服用している。それ以来,狭心症状はない。会社の健診で,早期胃癌が発見され,胃切除術が予定された。
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