症例検討 管理に悩むリスクがある患者の麻酔1
喘息合併患者の扁桃腺摘出術―イメージトレーニングがイザという時の患者と麻酔科医を救う!
安藤 聡子
1
,
森本 裕二
1
ANDO, Satoko
1
,
MORIMOTO, Yuji
1
1北海道大学大学院医学研究科 麻酔・周術期医学分野
pp.1206-1211
発行日 2010年12月1日
Published Date 2010/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101098
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症例
24歳の男性。身長172cm,体重72kg。扁桃腺肥大に対して,扁桃腺摘出術が予定された。5年前から気管支喘息があり,通常はフルチカゾンプロピオン酸エステルの吸入とツロブテロールテープを貼付している。3週間前に中等症の喘息発作を起こし,酸素吸入とアドレナリン皮下注を受けてようやく改善した。
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