症例検討 血管内治療の麻酔
胸部大動脈瘤に対するステント治療:術式やデバイスによっても麻酔管理は異なる
石崎 卓
1
,
内野 博之
1
Taku ISHIZAKI
1
,
Hiroyuki UCHINO
1
1東京医科大学 麻酔科学教室
pp.200-205
発行日 2010年2月1日
Published Date 2010/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100874
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症例
85歳の男性。身長165cm,体重50kg。数年前より胸部下行大動脈瘤を指摘され,経過観察中であった。今回,動脈瘤径が6cmと急速に拡大したため,ステントグラフト留置術が予定された。患者は1日40本,40年間の喫煙歴があり,胸部CTで両肺野に多発性のブラを認めた。
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