連載 A.M.C.心臓手術と麻酔:第3回
心房中隔欠損症(ASD)に対するパッチ閉鎖術
吉田 和則
1
,
内藤 嘉之
2
,
井出 雅洋
3
1明石医療センター 心臓血管外科
2明石医療センター 麻酔科
3神戸麻酔アソシエイツ
pp.816-825
発行日 2007年8月1日
Published Date 2007/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100403
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症例
患者は65歳の女性,身長147cm,体重48kg,体表面積1.39m2。胸部圧迫感を自覚して,近医を受診した。循環器疾患の精査目的で当院紹介となり,二次孔欠損型の心房中隔欠損症atrial septal defect(ASD)と診断された。肺体血流比(Qp/Qs)は2.0であり,外科的治療の適応と判断され,パッチ閉鎖術が予定された。
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