閉鎖栓で心房中隔欠損症を治す

心房中隔欠損症（ASD）は最もよくみられる先天性心疾患であり，日本でも，現在年間1,000例程度の症例が施行されている。近年，ASDの新たな治療デバイスも登場しており，これまでのデバイスでは合併症の危険性が指摘されていた病変においても安全に治療でき，カテーテル治療の適応範囲はさらに広がる可能性がある。