特集 令和時代の循環器薬の使い方—処方の意図と治療戦略
Ⅲ. 心不全・心筋症
急性非代償性心不全に対するカテコラミンと血管拡張薬の使い分けについて教えてください
池上 翔梧
1
,
白石 泰之
1
1慶應義塾大学医学部循環器内科
キーワード:
急性非代償性心不全
,
カテコラミン
,
血管拡張薬
Keyword:
急性非代償性心不全
,
カテコラミン
,
血管拡張薬
pp.381-388
発行日 2025年7月1日
Published Date 2025/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.243232840730030381
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
POINT
●血管拡張薬はうっ血症状の改善に有用だが,過度な降圧には注意すべき.
●施設・医師によってカテコラミンなど静注薬の使い方の差が大きいが,ルーチンでの使用は止めるべき.
●「適切な症例に,必要最小限に使用」をモットーに.

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.