特集 ここが変わった!—呼吸器診療 最新スタンダード
Ⅰ.肺感染症
肺炎
宮下 修行
1
,
尾形 誠
1
,
福田 直樹
1
,
矢村 明久
1
1関西医科大学内科学第一講座呼吸器感染症・アレルギー科
キーワード:
肺炎診療ガイドライン
,
薬剤耐性対策
,
ウイルス性肺炎
,
狭域抗菌薬
,
レスピラトリーキノロン
Keyword:
肺炎診療ガイドライン
,
薬剤耐性対策
,
ウイルス性肺炎
,
狭域抗菌薬
,
レスピラトリーキノロン
pp.17-22
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.243232680740010017
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ここが変わった!
●過去のスタンダード
・肺炎を市中肺炎と医療・介護関連肺炎/院内肺炎の2群に分けて治療方針を決定した.
・ウイルス性肺炎の考え方がなかった.
・細菌性肺炎と非定型肺炎を鑑別して抗菌薬を選択する手法を推奨してきた.
・キノロン系抗菌薬をエンピリック治療として第一選択薬としなかった.
●現在のスタンダード
・肺炎の群別で耐性菌リスク因子が異なることから,市中肺炎,医療・介護関連肺炎,院内肺炎の3群に分けて治療方針を決定した.
・新型コロナウイルスパンデミックならびに肺炎におけるウイルス感染のエビデンスを基に,ウイルス性肺炎の項が新設された.
・マイコプラズマ肺炎とレジオネラ肺炎を推測する診断スコアを提示した.
・キノロン系抗菌薬の中でも,薬剤耐性対策としてPK/PDの理論に則ったガレノキサシンとラスクフロキサシンをエンピリック治療の第一選択薬として推奨した.

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