特集 ここが変わった!—呼吸器診療 最新スタンダード
Ⅰ.肺感染症
肺結核
露口 一成
1
1近畿中央呼吸器センター呼吸器内科
キーワード:
核酸増幅法
,
多剤耐性結核
,
新規抗結核薬
Keyword:
核酸増幅法
,
多剤耐性結核
,
新規抗結核薬
pp.23-27
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.243232680740010023
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ここが変わった!
●過去のスタンダード
・結核菌の発育速度は遅いため,培養陽性となり結核との確定診断が得られるには1カ月程度を要する.
・イソニアジドとリファンピシンに耐性の多剤耐性結核では,治療成績は極めて不良である.
●現在のスタンダード
・初診時に,核酸増幅法により結核との確定診断に加えてリファンピシンなど主要薬の感受性も確認することが可能となった.
・多剤耐性結核も感受性結核に近い治療成功率が得られるようになった.
・世界的には感受性結核・多剤耐性結核ともに治療期間短縮が進んでいる.日本では現時点でこうした短期治療が行えず,今後の重要課題となっている.

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