第38回日本生理学会シンポジウム総括報告
(3)心筋の興奮性
内山 孝一
1
1日本大学医学部生理学教室
pp.173-176
発行日 1961年8月15日
Published Date 1961/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425906193
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解説口演"心筋の興奮性"松田幸次郎教授 心筋の興奮性に関しては,固有心筋と特殊筋系および両者の移行部について,活動の各時相を明かにする必要がある。また外部からの刺激によつておこるinduced action potentialsのみならずautomatic action potentialsについての知見が必要であるが,これらの事項には未知のものが多いことを指摘した。
従つてこの解説では,この秋来朝予定のBrooks教授に敬意を表して,哺乳動物心室についての同教授および門下の業績紹介を中心として述べた。
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