Japanese
English
特集 酵素と生物
寄書
再批判を要する2,4-Dinitrophenolの作用発現機序
A Review on Mechanism of Actions of 2,4-Dinitrophenol
村野 匡
1
Tadashi Murano
1
1大阪市大医学部薬理学教室
1Department of Pharmachology, Medical Faculty, Osaka City University
pp.247-249
発行日 1957年10月15日
Published Date 1957/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905967
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
2,4-Dinitrophenol(DNP)が生化学的反応機構の探索手段として,或は生理学的乃至薬理学的現象の発現経過を解析する好適な阻害剤として広範囲に応用されているに拘わらず,案外等閑視されている本剤の性格につき2,3述べて見たいと思う。
第一にDNPは甚だ不安定な薬物である。
Copyright © 1957, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.