Japanese
English
報告
カエル縫工筋の收縮にょる物質代謝の変化—Ⅰ.電気刺激法の検討
Effects of Contraction on the Metabolism of Frog Muscles: Ⅰ. About the Methods of electrical stimulation
関根 隆光
1
,
田中 公一
1
Takamitu SEKINE
1
,
Kouiti TANAKA
1
1順天堂大学医学部生化学教室
1the Department of Biochemistiy, Faculty of Medicine, Juntendo University
pp.37-42
発行日 1954年8月15日
Published Date 1954/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905790
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筋收縮の化学機構を明らかにするための,それに伴う物質代謝の追求は今世紀の初頭に始まり,解糖過程の全貌を明らかにさせ,なかんずくATPの発見の契機となり,さらに收縮性蛋白としてのactomyosineの研究へと輝がしい発展をたどりつつある。
筋收縮の諸代謝物質の定量的変化や筋の仕事量との関係についてはすでにMeyerhofやHillらの記念碑的な偉大な業績があるが,收縮時と回復時の諸物質量の変化の反応速度論的解析には至つていない。特にoxydative phosphorylationとの相関においては観察されていない。
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