Japanese
English
報告
脊髄リンパ心臟中樞のスパイク放電より観たる期外收縮及び不応期
Extrasystole and refractory period which were observed from the spike discharges in the lymph-caodiac spinal centers
岡田 博匡
1
Hiromasa OSAKA
1
1鳥取大学医学部生理学教室
1Department of Physiology, Faculty of Medicine, Tottori University
pp.238-240
発行日 1954年4月15日
Published Date 1954/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905771
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
著者1)はさきにガマの脊髄の一定部位に微小電極を挿入することによつて,リンパ心臓搏動リズムに一致する週期的な自働衝撃群を描写することに成功し,正常リンパ心臓搏動の中枢性神経原説並びに四個の脊髄リンパ心臓中枢の局在部位を決定し,さらに同側の前後リンパ心臓中枢間に連絡があり,後者は前者に発生する自働衝撃群によつて支配されていることを明らかにした。
本報告においては,後リンパ心臓中枢の単一ノイロンよりの活動電位を描記しながら,前リンパ心臓中枢からの伝播衝撃群によつて後リンパ心臓中枢がいかなる反応を示すかを詳細に追究した。
Copyright © 1954, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.