Japanese
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特集 細胞測定法マニュアル
細胞運動測定法
細胞接着能測定
Quantitative approaches in cell attachment and adhesion
藤原 敬己
1
,
増田 道隆
1
Keigi Fujiwara
1
,
Michitaka Masuda
1
1国立循環器病センター研究所循環器形態部
pp.516-519
発行日 1988年10月15日
Published Date 1988/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905206
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細胞の接着性は,細胞が組織や個体を形成するために重要であるばかりでなく,細胞と細胞のコミュニケーションや物質透過にも大きな役割を担っている。したがって,いろいろの細胞の,いろいろな物質や細胞に対する接着能や接着力を知ることは,生物学的意義が深いと思われる。現在のところ細胞の接着能や接着力を定量することはできないが,細胞のこれらの性質を調べる試みはいろいろな方法でなされている。ここでは,まず簡単に細胞接着とは何かということについて考え,次に細胞の接着能や接着力の程度を推定する方法について述べることにする。
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