話題
第9回「国際神経生化学会」に出席して
吉岡 亨
1
Tohru Yoshioka
1
1横浜市立大学医学部生理学教室
pp.412-415
発行日 1983年10月15日
Published Date 1983/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904550
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カナダの大平洋側最大の都市であるバンクーバー市の名門大学ブリティシュ・コロンビア大学(U.B.C)に於いて第9回国際神経化学会が開かれた。期間は7月10日から15日までで,この期間はバンクーバーを訪れるには最もよい季節であるといわれている。初日は受付だけで学術集会は11日からスタートした(図1)。
今回はシンポジウム21,コロキウム4,ワークショップ16,スライドセッション14,ポスターセッション9という配分で,他の学術集会にくらべシンポジウム形式が重視されているように思われた。演題総数約650,参加人員はそれよりいくらか少なめの印象をうけた。またシンポジウムとポスターセッションで同一発表者が重復した話題を提供するといった場合もしばしば見受けられた。
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