話題
「繊毛・鞭毛に関する国際コンファレンス」の印象記
高橋 景一
1
Keiichi Takahashi
1
1東京大学理学部動物学教室
pp.493-496
発行日 1982年12月15日
Published Date 1982/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425903579
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1982年7月10日から14日にかけて,"International Conference on Development and Function in Cilia and Flagella"と題する国際集会がイタリアのSiena市で開かれた。参加者は百数十名(イタリア的というのであろうか,主催者側も正確な参加暗数は把握しておらず,万事大まかな運営であった),発表演題数は約80という比較的小規模の会議である。オーガナイザーは,B. Baccetti(イタリア),M. E. J. Holwill(イギリス),C. J. Brokaw,I. R. Gibbons,P. Satir(以上アメリカ),高橋 景一(日本)であり,日本からは毛利秀雄,村上彰,森沢正昭(以上東大),森沢幸子(聖マリアンナ大),小川和男(基生研),杉野一幸(筑波大)の6氏および筆者の計7名が参加した。印象記を書くことは予期していなかったので,手許にあるメモなども十分ではないが,会議の大体の様子を紹介したい。
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