解説 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    『カテコールアミンのαおよびβ受容体について』を読んでの質疑応答
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.486
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1970年12月15日
                  Published Date 1970/12/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425902878
                
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- 文献概要
〔質問〕
本来機能的なものであつたAhlquistの分類が,遮断薬の出現によつてより具体的なものになつたというのはどういうことか。
〔答〕
この質問に答えるためには,遮断薬の概念を明確にしておく必要がある。薬理学で遮断薬と呼ぶのは,それ自身はまつたく作用がないのに,ある種の物質の作用を特異的かつ競合的(competitive)に抑制する物質のことであるが,このような作用の仕方は,機能的な拮抗という考えでは説明不可能で,これらの物質の拮抗の場としての受容体の存在を強く示唆する。
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