アンケート
ホジキン・ハックスレー学説について
品川 嘉也
1
,
楢橋 敏夫
2
,
竹内 昭
3
,
山本 啓太
4
,
渡辺 昭
5
,
大山 浩
6
,
栗山 煕
7
,
中島 重広
8
1京大生理学教室
2東大農学部
3順大生理学教室
4理化学研究所
5東京医歯大生理学教室
6金沢大生理学教室
7九大生理学教室
8東大生理学教室
pp.33-37
発行日 1965年2月15日
Published Date 1965/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425902604
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興奮の発生や伝導に関する問題は,生理学上もっとも基本的で重要な問題となっています。1963年度のホジキン・ハックスレーへのノーベル賞授賞という形で,一応社会的評価は与えられたように思われるが,問題はこれで解決し得られたとは考えられず,むしろここで一応のピリオドをうち,真の解決はさらにすすんだ次の段階へ送りこまれたと見るべきかと考えられる。今回神経の興奮に関するイオン学説について次の諸点に関し,日頃,この問題に造詣の深い方々の意見を集めた。
1.いかなる点がすぐれ
1.いかなる点に欠点があるか
1.将来いかなる形で研究が進められると考えられるか
1.何がキーポイントであるか
1.いかなる形で最終的な解決点に到達したと判定すべきか
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