特集 病気の分子細胞生物学
12.眼疾患
白内障
児玉 俊夫
1
Toshio Kodama
1
1愛媛大学医学部眼科
pp.494-495
発行日 1999年10月15日
Published Date 1999/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425901777
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[疾患概略]
水晶体は中間透光体として機能するために,均一で透明性を維持することが必要であるが,白内障とはこの透明な水晶体が混濁した状態である。白内障による臨床症状としては視力障害,霧視,羞明などがあげられるが,それらは水晶体の混濁程度による光の透過性の減少と散乱にほかならない。
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