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昭和41年11月12日午前9時よりの白内障のGroupDiscussionは,私の教室で御世話することになつたが,当日は土曜日で午前9時よりというのが約30分遅れて9時半より開始になつた。まず冒頭の岩手医大の「白内障術式と合併症頻度」の講演が終るや,一斉に各大学の教授および助教授級の方々からの討論,追加が活溌に行なわれ,殊に術式の選択方法と,合併症の問題,球後注射の問題や,局所麻酔の問題,器械の問題等が一斉に討論の場をにぎわして,この一席で大部分主要な問題点は出つくしの感があつたが,その後第1席の討論だけで実に45分間という時間を要した。その後も皆様の熱心な討論が各演題ごとに行なわれて,極めて有意義な数時間を持ち得たことを参加の方々と一緒に深謝する次第であると共にマイクや録音設備に不行届の点があつて,皆様のことごとくの論旨を手際よく纒めることが出来なかつたことは一に私の責任であり,この点誌上をかりて深く御詫び申し上げるしだいであります。また活溌な討論とこれに対する質疑が各討論者間でも頻繁に行なわれたため記録に先生方の名前や内容の要旨を細大洩らさず記載出来なかつた点も多々あることと思われ,その点も誌上で深く御詫び申し上げます。
The symposium on cataract surgery was held on Nov. 12, 1966, concurrently with the Annual Congress of Clinical Ophthalmology in Tokyo. Following seven papers were read and discussed upon.
1. Complications during cataract surgery: Their frequency and surgical techniques. By K. Imaizumi et al., Iwate Univ. A retrograde survey was presented based upon. 394 oper-ations. 2. Fall of the lens into the vitreous du-ring cataract surgery, by Y. Masuda, Kurume Univ. 3. Clinical applicability of cryoextractor with built-in thermoelement, by N. Yuge et al., Kyoto Pref. Univ.
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