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特集 臨床医のコモンセンス・1―内科医に必要な他科知識
眼科
白内障
Cataract
禰津 直久
1
Naohisa Nezu
1
1日本医科大学眼科
pp.882-883
発行日 1992年10月15日
Published Date 1992/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900601
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- Abstract 文献概要
・水晶体の混濁により視力が低下する疾患.原因としては老化,糖尿病,ステロイド,アトピー,外傷などがある.
・視力低下が主訴であるが,初期には眩しさや,明所あるいは暗所での視力低下を訴えることもある.
・細隙灯顕微鏡で水晶体の混濁を観察する.併せて他疾患による視力障害を評価しなくてはならない.
・初期には点眼,内服を試みるが,進行を遅らせる程度のものである.
・本人の訴えが強くなり,その患者の生活に支障を来す場合,片眼の視力が良くてももう一眼の視力障害が強い場合などが手術適応になる.
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