特集 器官―その新しい視点
序にかえて
伊藤 正男
,
石川 春律
,
野々村 禎昭
,
藤田 道也
pp.334
発行日 1996年10月15日
Published Date 1996/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425901104
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『生体の科学』では,これまで,連載講座として「新しい観点からみた器官」を6年余にわたり連載してまいりました。研究技術の進歩により,構成する細胞や組織についての新しい知見の急速な増加,また,疾患の概念の変化などを受けて,臓器・器官に対する見方・捉え方が変わってきていることが実感されました。
見方が変われば,同じ器官でもより新鮮に捉えられ,この夢多き器官といえるような奥深さが感じられます。私どもは,もっと多くの器官について,同じような新しい見方で系統的にまとめてみたらと考え,この度,増大特集号の主題に取り上げることにいたしました。
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