Japanese
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特集 ライソゾーム
ライソゾームの微細形態
Ultrastructure of lysosomes
横田 貞記
1
Sadaki Yokota
1
1山梨医科大学解剖学教室
pp.198-203
発行日 1995年6月15日
Published Date 1995/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900907
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ライソソームが発見されて以来,このオルガネラの研究には,形態学的方法が大きく貢献してきた1)。とくに,形態的にライソソームを記述するときには,オルガネラの中に酵素活性を染め出す酵素組織化学方法は必須とみなされている。しかし,この方法で検出しうる酵素はライソソームに含まれている酵素のほんの一部に限られている。この限界を打破したのは免疫組織細胞化学である。今日,この方法は多くの改良が加えられ,ほぼ確立されている2)。したがって,目的の抗原に対する抗体さえあれば,ライソソームの酵素やタンパクは組織切片の上にみることができる。ここでは,この方法を使ったライソソームの形態学的な研究について述べる。
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