特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
3.マウス・ラツト
性行動障害
吉村 裕之
1
1愛媛大学医学部附属実験実習機器センター
pp.434-435
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900776
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目標
痛み刺激などの直接的な嫌悪刺激を適用せずに,社会的ストレスを実験動物に負荷することにより,性行動障害を惹起させる。このような性行動障害の動物モデルは,心因性インポテンスに対する薬物療法の科学的評価と生物学的機序の解明に有用であり,ヒトの精神病理を配慮した病態モデルといえよう。
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