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特集 グルコーストランスポーター
マウスグルコーストランスポータータイプ1(GLUT1)遺伝子の発現制御メカニズム
Regulation of the expression of mouse GLUT1 gene
村上 尚
1
,
戸高 幹夫
1
,
石井 一夫
1
,
林 日出喜
1
,
金井 文彦
1
,
蛯名 洋介
1
Takashi Murakami
1
,
Mikio Totaka
1
,
Kazuo Ishii
1
,
Hideki Hayashi
1
,
Fumihiko Kanai
1
,
Yousuke Ebina
1
1徳島大学酵素科学研究センター酵素遺伝学部門
pp.15-22
発行日 1994年2月15日
Published Date 1994/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900695
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グルコーストランスポーター(Glucose Transporter:GLUT)は1から7型まで報告されているが1),GLUT5はおもに小腸などで多く発現が見られるフルクトースのトランスポーターであり,GLUT6はGLUT3に似た偽遺伝子,そしてGLUT7はおもに肝のミクロゾームに存在するGLUTであるので,表1に示すように通常GLUTは1~4型までを分類し,その発現のおもな組織とD-グルコースに対する親和性(Km)を示してある1)。
最近のGLUTに関する研究として,おもに次にあげる2つのテーマがあると考えられる。
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