増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学
Ⅱ.脳機能マッピングのための新規技術開発
新規高性能カルシウムセンサー分子設計から脳神経回路の情報動態解明へ
井上 昌俊
1,2
,
藤井 哉
1
,
坂本 雅行
1,3
,
尾藤 晴彦
1
Inoue Masatoshi
1,2
,
Fujii Hajime
1
,
Sakamoto Masayuki
1,3
,
Bito Haruhiko
1
1東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻神経生化学分野
2スタンフォード大学医学研究科生体工学部門
3京都大学大学院生命科学研究科光分子神経生理学教室
キーワード:
カルシウム
,
神経活動
,
2光子イメージング
,
多色化
,
脳情報動態
Keyword:
カルシウム
,
神経活動
,
2光子イメージング
,
多色化
,
脳情報動態
pp.440-441
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201573
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神経活動の蛍光計測技術の進化は近年飛躍的な進歩を遂げている。筆者らは,カルシウムに対する線形的応答を強化すると共に,多色化推進により多数の細胞集団を同時計測可能な新規高性能カルシウム分子群XCaMPを設計し,新たな脳情報動態解析を実現可能とした。
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