増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学
Ⅰ.霊長類脳科学
b)マーモセット脳のconnectome・構造マッピング解析
マーモセット遺伝子アトラスの開発
下郡 智美
1
,
Henrik Skibbe
2
Shimogori Tomomi
1
,
Henrik Skibbe
2
1理化学研究所脳神経科学研究センター脳発達分子メカニズム研究チーム
2理化学研究所脳神経科学研究センター脳画像解析開発ユニット
キーワード:
ISH
,
データベース
,
種間比較
,
AI
,
画像処理
Keyword:
ISH
,
データベース
,
種間比較
,
AI
,
画像処理
pp.414-415
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201560
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ヒト脳の研究のための最適なモデル動物はヒトであり,ヒトの脳の理解にはヒトを利用して実験しなくてはならない。当然倫理的な問題があるため,様々なモデル動物を代用してヒトの脳の理解に近づけようとしてきた。しかし,依然としてモデル動物からヒトの脳の理解につながる道筋は立っていないのが現状である。今後われわれはどのような技術を開発して,どのようなことを行えばこの道筋をつくることができるのだろうか。
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