増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学
Ⅱ.脳機能マッピングのための新規技術開発
マーモセット脳のconnectome解析のための技術開発
石井 信
1
,
Henrik Skibbe
2
Ishii Shin
1
,
Henrik Skibbe
2
1京都大学大学院情報学研究科システム情報論講座論理生命学研究室
2理化学研究所脳神経科学研究センター脳画像解析開発ユニット
キーワード:
コネクトーム
,
マーモセット結合性アトラス
,
パイプライン処理
,
連続2光子トモグラフィ
,
大域的線維追跡法
Keyword:
コネクトーム
,
マーモセット結合性アトラス
,
パイプライン処理
,
連続2光子トモグラフィ
,
大域的線維追跡法
pp.432-433
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201569
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2014年から実施中の「革新脳」プロジェクトでは,マーモセットの全脳にわたる神経結合を細胞レベルで可視化できるデータベースの構築を進めている。トレーサーにより蛍光標識された神経線維を2光子顕微鏡により三次元イメージング(連続2光子トモグラフィ)をしたうえで,細胞レベルで線維追跡する技術が必要となる。本稿では,そのために開発された最適化手法(大域的線維追跡法)について紹介する。
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