Japanese
English
増大特集 難病研究の進歩
Ⅶ.代謝・免疫
悪性関節リウマチ
Malignant rheumatoid arthritis
玉井 博也
1
,
金子 祐子
1
Tamai Hiroya
1
,
Kaneko Yuko
1
1慶應義塾大学リウマチ・膠原病内科
キーワード:
関節リウマチ
,
関節外症状
,
血管炎
Keyword:
関節リウマチ
,
関節外症状
,
血管炎
pp.468-469
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201242
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悪性関節リウマチは,関節リウマチに重症関節外病変を伴うわが国独自の概念である。長期罹患で高い疾患活動性が持続した症例に多い。血中ではリウマチ因子高値や免疫複合体陽性を,組織では血管周囲に免疫グロブリンや補体の沈着を認める。罹患率は減少傾向にあるが,発症時には重篤となることも多く,副腎皮質ステロイド大量に加え,シクロホスファミドやリツキシマブ(本邦適応外)などによる治療を必要とする。
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