Japanese
English
特集 ビッグデータ時代のゲノム医学
Ⅰ.ゲノム医学の進歩
高解像度三次元ゲノム情報を用いた疾患関連座位のファインマッピング
Fine-mapping disease susceptibility loci using high-resolution 3D genome information
熊坂 夏彦
1
Kumasaka Natsuhiko
1
1Wellcome Sanger Institute
1Wellcome Sanger Institute
キーワード:
ゲノムワイド関連解析
,
GWAS
,
ファインマッピング
,
クロマチン・アクセシビリティ
,
量的形質座位
,
QTL
,
遺伝子調節領域間相互作用
Keyword:
ゲノムワイド関連解析
,
GWAS
,
ファインマッピング
,
クロマチン・アクセシビリティ
,
量的形質座位
,
QTL
,
遺伝子調節領域間相互作用
pp.91-96
発行日 2020年4月15日
Published Date 2020/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201131
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ゲノムワイド関連解析(genome-wide association study;GWAS)によって多くの疾患関連座位が同定されているが,その生物学的機序を明らかにするには各座位のファインマッピングが欠かせない。本稿では,最新の分子生物学的アッセイと遺伝統計解析手法を組み合わせることでゲノムの三次元構造を推定し,遺伝子調節の観点から分子レベルで疾患の機序を理解することが可能であることを示す。
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