増大特集 病態バイオマーカーの“いま”
Ⅰ.循環器疾患・血液疾患
ナトリウム利尿ペプチド関連マーカー
川上 利香
1
,
斎藤 能彦
1
Kawakami Rika
1
,
Saito Yoshihiko
1
1奈良県立医科大学附属病院第一内科
キーワード:
NT-proBNP
,
BNP
,
NPR-A
,
neprilysin
,
ナトリウム利尿ペプチド
,
NPs
Keyword:
NT-proBNP
,
BNP
,
NPR-A
,
neprilysin
,
ナトリウム利尿ペプチド
,
NPs
pp.380-381
発行日 2016年10月15日
Published Date 2016/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200477
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ナトリウム利尿ペプチドは,心不全の診断および心不全患者のモニターとして過去15年以上にわたって使用されている。特にB型ナトリウム利尿ペプチド(BNP)とBNP前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)は,現在,心不全の診断,重症度,予後の指標として最も頻用されている血液バイオマーカーである。本稿では,ナトリウム利尿ペプチド関連マーカーについて概説する。
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