Japanese
English
連載講座 生命科学を拓く新しい実験動物モデル-8
線虫を用いた神経変性疾患研究
Studies on neurodegenerative diseases using Caenorhabditis elegans
三谷 昌平
1
Mitani Shohei
1
1東京女子医科大学医学部第二生理学講座
キーワード:
線虫
,
疾患モデル
,
ノックアウト
,
RNAi
,
トランスジェニック
,
発症信号経路
Keyword:
線虫
,
疾患モデル
,
ノックアウト
,
RNAi
,
トランスジェニック
,
発症信号経路
pp.357-362
発行日 2016年8月15日
Published Date 2016/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200469
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神経疾患は多種あり,メカニズムも多様で,本稿ではそのうちの神経変性疾患に関して,モデル生物である線虫を用いたアプローチを紹介したい。線虫という下等生物を用いて本当に疾患がわかるのか,という素朴な疑問をお持ちになる方もおいでだとは思うが,現時点で多くの線虫を実験に使っているアプローチを紹介して,どのような特徴があるのか,また,どのようなメリットやどのような限界があるのかをお伝えできれば幸いと考えている。
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