特集 今さら聞けない臨床現場のAI—結局何に使えるの?
【各論 具体的なAIの臨床応用事例】
❶AI問診—われわれ臨床医の“思考の死角”をどう照らすか?
白石 達也
1,2
1Ubie株式会社
2東日本橋内科クリニック
キーワード:
AI問診
,
構造化データ
,
診療支援
,
臨床推論
,
生成AI
,
アルゴリズムバイアス
Keyword:
AI問診
,
構造化データ
,
診療支援
,
臨床推論
,
生成AI
,
アルゴリズムバイアス
pp.372-375
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360040372
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「足が浮腫んで痛い」。50歳の女性のその訴えに、多くの臨床医はまず下肢の深部静脈血栓症などを想起するだろう。しかし、もしその裏に稀な自己免疫疾患が隠れていたら? 限られた時間のなかで、われわれはその可能性にどれだけ迫れるだろうか。
この問いに対する1つの強力な解として、本稿では「AI問診」に代表される、構造化された問診サービスの活用を提案する。これは、あらかじめ設計されたロジックに基づき、系統的かつ網羅的に問診を行うことで、われわれ臨床医の思考プロセスそのものを支援するアプローチである(図1)。

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