投稿 GM Clinical Pictures
腹は膨れども、おなかは減るにぁ
神田 直樹
1
,
若林 崇雄
1
,
石橋 幹之介
1
,
渡邉 智之
1
Goh Keng Wee
1
1JCHO札幌北辰病院 総合診療科
pp.459-461
発行日 2025年4月15日
Published Date 2025/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510350040459
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
CASE
患者:70代、男性。
主訴:右側腹部の膨隆。
現病歴:来院1カ月前より右側腹部の膨隆を自覚し、当院を受診した。排便・排ガスはいつも通り認められた。食欲は普段通りであった。体重の変化はみられなかった。
既往歴:脂質異常症、大腸ポリープ切除。
内服薬:ロスバスタチン、フェキソフェナジン・塩酸プソイドエフェドリン配合錠。
身体所見:T12〜L1のデルマトームに沿って、帯状に色素沈着を認めた(図1▲)。
右側腹部の膨隆を認めた(図1▲)。同部位の圧痛はなし。

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.