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特集 遠隔リハビリテーション
5 高次脳機能障害への遠隔リハビリテーション
Our Telerehabilitation of Patients with Acquired Brain Injury
青木 重陽
1
Shigeharu Aoki
1
1神奈川リハビリテーション病院リハビリテーション科
キーワード:
遠隔リハビリテーション
,
高次脳機能障害
,
後天性脳損傷
,
グループ訓練
Keyword:
遠隔リハビリテーション
,
高次脳機能障害
,
後天性脳損傷
,
グループ訓練
pp.261-266
発行日 2024年4月18日
Published Date 2024/4/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 当院における高次脳機能障害への遠隔リハビリテーションの経験の中から,外来グループ訓練である「通院プログラム」と家族を対象としたプログラム「トーク&トーク」について報告する.遠隔リハビリテーションの利点として,参加困難だった者が参加できるようになること,実際の生活の確認がしやすいこと,欠点として,症状が重症の場合に参加が難しい可能性があること,グループ訓練では対面の場合とは異なる影響が及び得ることが考えられた.遠隔リハビリテーションは,その利点と欠点を理解して,対面リハビリテーションと相補的に用いられるとよいと思われる.

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