特集 患者さんが「利用者」になる
閉鎖病棟の規則からの脱皮
戸内 ミキ
1
1急性期病棟
pp.9
発行日 1999年11月15日
Published Date 1999/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900244
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私は,当院開設以来勤務している看護者の1人である。収容型の精神医療,特に閉鎖病棟は安全最優先(管理的)であるがゆえに種々の制約があり,本来開放すべき日常生活行動を「抑制」の方向でかかわってきていた。
1997年7月当院はリニューアルした。八ードの面での治療環境が整うと同時に,ソフト面においては,すべてに患者個別にかかわる必要性を如実に感じるようになった。
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