ストはやめての投書をめぐって
近代職業への脱皮として—社会学者から
柏熊 岬二
1
1大正大学
pp.16-17
発行日 1961年4月15日
Published Date 1961/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911305
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保子さんのお手紙拝見しました。それと同時に看護婦さんの側からの回答も編集部の人にお願いしてみせて頂きました。そして,どちらの内容にもそれぞれ胸をうつものが感じられました。
保子さんは「白衣の天使であるべき看護婦はどんな場合でもぜつたいにストをやるべきではない」と考えておられますし,看護婦さんの側は「生活環境の劣悪さを改善することがよい看護をするための必要条件であり,その手段としてやむをえずストを行なつている」と答えておられます。
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