連載 たくさんの人の声、集めました!・21
SNSの利点を活かして、同じ領域で働く仲間と交流してみませんか
[21回目のお題]ストレングス発見の工夫を教えてください!
ツイッター精神看護交流会(田端恭兵,TOKIYAPI,マツコ)
pp.342-345
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689201306
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
「ストレングスモデル」は、本人の強み・資源(ストレングス)に着目してエンパワメントを目指す考え方です。ケアマネジメント領域で1970年代に提唱されました。日本の精神科医療でも近年になって紹介され、浸透しつつあり、精神看護とも親和性が高いモデルです。なお、個人のストレングスとして「熱望」「能力」「自信」、環境のストレングスとして「資源」「社会関係」「機会」が挙げられています。ストレングスモデルを知ってはいるものの、臨床でどのように活用するのか難しく感じている方も多いと思います。ストレングスを発見する工夫を皆で共有することで、現場の発展につながることを願います。
今回、ご回答くださった方の職種は、看護師・准看護師が58%、精神保健福祉士、介護支援専門員、保健師、社会福祉士、公認心理士がそれぞれ8%でした。所属している組織は精神科単科病院が最も多く37.5%、教育または研究機関が25.0%、精神科以外の訪問看護ステーション、介護保険施設がそれぞれ12.5%でした。
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.