インタビュー 精神看護を届けるスゴイ人
—訪問看護ステーションteamつなぎ 山田倫子さん—“隣に座って、一緒にその人の世界を見たい”
山田 倫子
1
,
舩山 健二
2
1訪問看護ステーションteamつなぎ
2新潟県立看護大学 地域生活看護学領域 精神看護学
pp.320-325
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689201301
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人であれば誰でも
舩山 地域で生活する人を訪問看護でも支えようとしていますが、時間や件数で区切るような事業所もあると聞き、個人的にはやきもきしています。一方で、今日お話しをお聞きする山田倫子さん(以下、倫子さん)は、そうした時間や診療報酬の“枠”みたいなものがなくて……「お金にはならない」ことも、かなりやっていらっしゃるように見えます。たとえば、地域の他の事業所を巻き込んで事例検討会をやったり、新潟でもWRAP(元気回復行動プラン)の研修を仕掛けたり。刑務所へも出向かれていますよね。
倫子 そうですね。
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