特別記事
卒業してすぐに精神科に入職したレアな新人さんに匿名インタビュー!
山下 隆之
1,2
,
大喜多 萌
1,2
1株式会社There is
2訪問看護ステーションらしさ
pp.298-311
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689201299
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
【企画の意図】(編集部より)
看護学校を卒業後、学生さんは入職先として身体科を選ぶ傾向があります。
学校の先生や家族から「若いうちは身体ケアに関する技術を覚えないと、歳を取ってから覚えるのは難しいよ」といったアドバイスを受けることが、その選択に大きな影響を及ぼしているようです。
本当は、精神科はどんな科においても必要な技術が詰まっている重要な科なのですが、身体ケア技術のほうが目に見えて確認が取りやすく、進歩がわかりやすいため、そちらに引っ張られてしまうということでしょう。
しかし稀に、そうしたアドバイスを跳ね返し、新卒で直に精神科を選んで入職する新人さんもいます。何を思ってその選択をし、そして今どんなことを思っているのでしょう。
そこで、精神科に入職した3人の新人の方たちに集まっていただき、山下隆之さん、大喜多萌さんにインタビューを行っていただきました。
3人の新人さんの所属はばらばらで、1人は訪問看護ステーション、2人は病院に勤務しています。
なお、当初は所属を明かし、実名で掲載しようと考えていましたが、話を聞くなかで、職場の人間関係に関する話題が出てきたため、ご本人の今後の働きやすさを考えて、3人とも匿名で掲載させていただくことにいたしました。
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.