特集 心停止を回避する 思考の言語化と報告を意識したトレーニング「INARS」
1 どうせなら心停止なんて起きないほうがいい—船橋北病院の組織的実践と手応え
佐藤 祐司
1
,
井口 千春
1
,
下川 泉
1
,
森 浩一郎
2
,
竹村 英美
1
1医療法人社団健仁会船橋北病院
2医療法人踏青会小池病院 急性期治療病棟
pp.117-124
発行日 2023年3月15日
Published Date 2023/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689201106
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医療法人社団健仁会船橋北病院(以下、当院)は、千葉県北西部の中核市である船橋市の北部に位置する458床の精神科病院です。千葉県のアルコール依存症、ギャンブル等依存症の治療拠点機関・専門医療機関に選定されています。38ヘクタールもの広さを誇るふなばしアンデルセン公園が隣接しており、緑豊かな環境です。
当院では、2017年から心停止回避コースINARS(以下、INARS)を行っています。どのような経緯でINARSを導入したか、またどのような手応えがあったかを本稿ではお伝えします。(佐藤)
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