連載 精神科の患者さんの感動・驚愕・奇跡の一言・7【最終回】
エピソード:「必ずよくなるという言葉が命の灯になっていました」「食事代が払えません」
山下 隆之
1
1訪問看護ステーションらしさ
pp.158-161
発行日 2022年3月15日
Published Date 2022/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200986
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
エピソード「必ずよくなるという言葉が命の灯になっていました」
Mさん。女性。14歳。うつ病。初回入院。性格は曲がったことが嫌い、完璧主義。
中学2年生までいわゆる優等生でクラスのリーダー的存在でしたが、同級生からいじめにあって不登校になり、抑うつ感が出現、自殺未遂があり入院に至りました。家は電車で1時間以上かかる遠方でしたが、入院後、母親が毎日面会に来て付き添っていました。
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.