特集2 「退院支援マップ」で、患者さんのセルフモニタリング力を高めよう!
精神科急性期病棟で、看護師・作業療法士が協働
扉
pp.537
発行日 2021年11月15日
Published Date 2021/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200942
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退院してしばらくすると、通院や服薬を中断してしまい、症状が再燃して再入院してしまう、いわゆる回転ドア現象。
この現象がなぜ起きるのかを考えた時、国府台病院の看護師と作業療法士は「患者さんに、自分の状態に気づく力(セルフモニタリング力)が不足しているからではないか?」とアセスメントしました。
そこから看護師と作業療法士が協働により作り上げていったのが「退院支援マップ」。
これは入院直後から、患者さんが自分をモニタリングし、対処法の知識を得て、実践するまでを一連のプログラムにしたものです。
本特集では、「退院支援マップ」の中身にも注目いただきつつ、どのように多職種協働を成し遂げたのか、その過程にも注目いただきたいと思います。
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