特別記事
「当事者研究」と生命のリズム(後編)—「憑きもの」から「個人症候群」へ
村澤 和多里
1
1札幌学院大学心理学部
pp.442-449
発行日 2021年9月15日
Published Date 2021/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200922
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突然、口のなかが酸っぱくなったような気がした。
この3年ほど、私は当事者研究のことを知りたくて、何度も例会に参加してきました。そして「当事者研究」がとてもユニークな実践であると感じつつも、一体そこで何が起きているのかはっきり捉えきれていないもどかしさをも感じ続けていました。
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